【30代保育士】異業種に進んだ私の決断。退路を残したまま選んだ4つの道

体験談・選択肢

迷い続けた末に、私は異業種へ進む決断をしました。ただし退路は断っていません。
転職相談に頼りながら、自分の気持ちを整理していきました。
今も挑戦の途中。正解ではなく、その時の自分なりの「覚悟と納得」でした。

「あぁ、また朝が来てしまった……」

そんなふうに思っていた時期がありました。

子どもは可愛い。
でも、心も体もすり減っている。

「でも私は保育士だし」
「他で通用するわけないよね」

そうやって、自分の選択肢を自分で狭めていました。

私は公立保育士でした。安定していると言われる立場です。
だからこそ、辞めるという発想そのものが、どこか“いけないこと”のように感じていました。

※「辞めたい」と思った理由をもう少し整理したい方は、こちらもどうぞ。
▶︎ 仕事を辞めたいと思ったときの話


迷って、迷って、それでも決めた理由

私が一番苦しかったのは、スキル不足よりも責任感でした。

年度途中で担任を降りること。
子どもたちを置いていくこと。
保護者の顔。
同僚の目。

「逃げちゃいけない」

ずっとそう思っていました。

辞めようと思っては揺れ、やっぱり続けようかと思い、また疲れて迷う。
堂々巡りでした。

それでも、あるときふと考えたのです。

このまま5年後も同じ気持ちで働いていたら、私は自分の人生を好きでいられるだろうか。

決断した瞬間、不思議とスッとしました。怖さはありました。
でも私の中では「覚悟」と「納得」に近い感覚でした。

ただ、正直に言うと。

うまくいかなかったら、また保育士をやろう。
当時はそう思っていました。

退路は断っていませんでした。でも、それでよかったと思っています。

迷いの整理から始めたい方はこちらへ。
▶︎ 転職に迷うときの整理ハブ


「保育士しかできない」と思い込んでいた私へ

当時の私は、「自分には保育の経験しかない」と思っていました。

でも振り返ると、保育の仕事は毎日が同時進行です。

  • 保護者との信頼関係づくり
  • 行事や保育の段取り
  • 突発的なトラブル対応
  • 複数業務の時間管理

慣れすぎていて、見えなくなっていただけでした。

私は「今すぐ辞める前提ではありません」と伝えた上で相談しました。
決断するためではなく、整理するために。

もし「ここしかない」という思い込みをゆるめたいなら、
こういう方法もあります。


▶︎ 今の自分の市場価値を聞いてみる

急に自信がついたわけではありません。
でも「ここしかない」という思い込みは、少しゆるみました。


今のあなたに用意されている4つの道

「もう限界かもしれない」と感じたとき、選択肢は二択だけではありません。

1. 期限を決めて続ける

「とりあえず3月末まで」と決めるだけで、気持ちが軽くなることがあります。
今の職場にいながら、外の情報を集めるのも一つの方法です。

2. いったん休む

どうしても明日行けない。そう思うほどしんどいときは、休むことも立派な選択です。
まずは回復を最優先にしてもいい。

3. 次を決めて辞める

ここではもう続けられない。そう確信しているなら、次へ進む準備をするのも一つの道です。

4. 外を見るだけ

転職すると決めなくていい。
「今の私の経験はどう見えるんだろう」と話を聞いてみるだけでも、世界は広がります。

もし外の世界が合わなければ、また保育士に戻ることもできます。
退路を断たなくていい。戻れる場所があると思えることは、安心材料です。


決断はゴールではなく、実験のスタートだった

迷いがゼロになったわけではありません。

私は今も挑戦中です。

もし違うと思ったら、また選び直せばいい。
キャリアは一度きりの一本道ではなく、何度でも更新できるものだと思っています。

転職後の生活のリアルはこちらにまとめています。
▶︎ 転職後の生活の現実

そして、1年後の今の気持ちはこちらに。
▶︎ 決断から1年後の現在地

私はこうしました。
でも、あなたが同じ選択をする必要はありません。

迷ってもいい。決めてもいい。決めたあとも、揺れていい。

あなたが、あなたのペースで納得できる形を見つけられますように。


よくある質問

Q:30代で未経験の異業種は遅いですか?

A:遅いかどうかよりも、「今の自分が納得できるか」を私は基準にしました。年齢よりも、気持ちの整理のほうが大きかったです。

Q:保育士に戻る前提で転職するのは甘いですか?

A:私は甘いとは思いませんでした。戻れる場所があると思えたことが、挑戦するための安心材料になりました。

Q:退路を断たないと成功しませんか?

A:退路を断たなくても、覚悟は持てました。私は「やってみたい」という気持ちを大切にしました。

Q:決断して後悔はありませんか?

A:後悔がゼロとは言いません。でも、あのときの自分には納得しています。そして今も、実験の途中です。

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