1年迷って出した結論。30代子持ちの私が転職を決めるまでに考えていたこと

転職・キャリアの考え方

「結局、どうしたの?」

転職の話をすると、よく聞かれる言葉です。
でも正直に言うと、私はすぐに答えを出せませんでした。

仕事がつらかった。
辞めたい気持ちもあった。
それでも、子どもがいて、生活があって、
「今すぐ動く」という選択はできませんでした。

今日は、
転職する・しないという結果ではなく、
1年間迷い続けたその時間の中で、私が何を考えていたのか
を書こうと思います。


なぜ、そんなに長く迷ったのか

子育てと生活費を天秤にかける毎日

仕事がしんどいと感じる一方で、
頭に浮かぶのは、生活費のことや子どものことでした。

収入が減ったらどうなるだろう。
今の生活リズムは保てるだろうか。
もし失敗したら、家族に迷惑をかけるんじゃないか。

「自分が我慢すればいい」
そう考えてしまう場面も、何度もありました。

辞めたい気持ちと、今は辞められない現実の間で揺れていた

辞めたい気持ちは、確かにありました。
でも、今すぐ動ける状況でもありませんでした。

つらいけれど、働けてはいる。
不満はあるけれど、生活は回っている。

その状態で答えを出すことが、
私にはとても難しかったのです。


迷っていた1年間、実は「何もしなかった」わけじゃない

求人は見た。でも応募はしなかった理由

求人サイトを開いたことは、何度もあります。
けれど、応募ボタンを押すところまではいきませんでした。

条件を見ては、
「これだと生活が成り立たないかも」
「今より大変になりそう」
そんな不安ばかりが先に立ちました。

見るだけで疲れてしまい、
結局、そっと画面を閉じる。
そんなことを繰り返していました。

自分の気持ちを言葉にすることだけは続けていた

その代わり、
頭の中のモヤモヤを書き出すことは続けていました。

何がつらいのか。
何が一番引っかかっているのか。
逆に、今の仕事で助かっている部分は何か。

答えを出すためではなく、
自分の状態を把握するための作業でした。


「自分ができること」を考えたことで、転職後の生活がイメージできるようになった

今の仕事とは違う、まったく別の仕事をあえて想像してみた

ある時から、
「今の仕事を続ける前提」で考えるのをやめました。

もし転職するとしたら、
事務職や接客業など、今とはまったく違う仕事だったらどうだろう。
そんなふうに、あえて別の選択肢を思い浮かべてみました。

キャリアアップや理想の働き方を考えたわけではありません。
未経験でも、
今まで経験してきたことが
少しは役に立つかもしれない仕事を想像していました。

この時点では、
本当に転職するかどうかは決めていませんでした。

仕事内容よりも、「転職した場合の生活」を想像した

考えたのは、仕事内容そのものよりも、
その仕事をしたときの生活でした。

事務職なら、
出勤時間や帰宅時間はどうなるか。
子どもの送り迎えに無理は出ないか。

接客業なら、
シフト制で生活リズムはどう変わるか。
家族との時間はどう調整できそうか。

収入が下がった場合、
何を優先して、何を調整する必要があるのか。

仕事だけでなく、
生活全体を含めて想像できたことで、
転職は「得体の知れない不安」ではなくなっていきました。

「選択肢がある」と思えたことが、気持ちを支えてくれた

実際に転職するかどうかは、
まだ決めていませんでした。

それでも、
「今の仕事しかない」という感覚からは抜け出せました。

選択肢がゼロではない。
そう思えただけで、
迷っている時間を、少し冷静に過ごせるようになった気がします。


「今すぐ辞めなくていい」と思えるようになった頃

転職だけが、環境を変える方法ではなかった

転職だけが、
状況を変える唯一の方法ではないと気づいたのも、この頃です。

全部を完璧にこなそうとしない。
期待されすぎない距離感を取る。
「できない」と言ってもいい。

そうやって、
自分をこれ以上すり減らさない工夫をしていました。

迷っている自分を責めるのをやめた

決断できない自分を、
ずっと責めていました。

でも、
迷っている=怠けている、ではない。
状況を見極めようとしている途中なのかもしれない。

そう思えるようになって、
少し気持ちが楽になりました。


それでも、違和感は残り続けていた

続けられてはいたけれど、正解だとは思えなかった

仕事は続けられていました。
大きな問題があったわけでもありません。

それでも、
このままでいいのか、という違和感は消えませんでした。

我慢はできていた。
でも、納得して続けているわけではなかった。

その感覚が、少しずつ積み重なっていきました。


1年後、私は「辞める」という決断をした

急に何かが変わったわけではない

ある日突然、
覚悟が決まったわけではありません。

不安がなくなったわけでもない。
迷いが完全に消えたわけでもありませんでした。

ただ、
続ける理由より、離れたい理由のほうが
静かに上回った

それだけでした。

あの1年があったから、決断できたと思っている

もし、あの時すぐに辞めていたら、
私はきっと後悔していたと思います。

1年迷ったからこそ、
自分なりに考えきったと思えた。
これは逃げではなく、選択だと思えた。

そうして、
私は仕事を辞める決断をしました。


今、あの1年を振り返って思うこと

迷っていた時間は、無駄じゃなかった

迷っていた時間は、
止まっていた時間ではありませんでした。

気持ちを整理し、
選択肢を広げ、
自分なりに納得できる判断をするための時間だったと思っています。

迷っている人に伝えたいこと

今すぐ辞めなくてもいい。
でも、考えるのをやめないでほしい。

もし今、
「転職、どうすればいい」と思考が止まっているなら、
求人を見る前にできることがあるかもしれません。

私が迷っていたときに「求人を見る前」にやっていたことはこちらにまとめています。

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