30代で子育てをしながら仕事に迷うのは、珍しいことではありません。
私自身も、転職したほうがいいのか分からないまま、答えを出せずに立ち止まっていました。
この記事では、「今すぐ決めなくてもいい」と気づくまでの過程を、そのまま書いています。
転職したほうがいいのかもしれない。でも、どうすればいいのか分からなかった
転職したほうがいいのかもしれない。
でも、じゃあどうすればいいのかと聞かれると、何も答えられない。
そんな状態のまま、時間だけが過ぎていました。
仕事が嫌いなわけじゃない。
今すぐ辞めたいほど不満があるわけでもない。
ただ、仕事と子育てを両立する毎日の中で、少しずつ余裕がなくなってきて、
「このままでいいのかな」と考える瞬間が増えていっただけでした。
求人サイトを開いてみたこともあります。
でも、条件や年収、働き方を見れば見るほど頭が追いつかなくなって、結局そっと閉じてしまう。
転職エージェントに登録する勇気もありませんでした。
まだ何も決めていない自分が、そこに進んでいい気がしなかったからです。
「早く決めなきゃいけない」
「30代なんだから、動くなら今」
そんな言葉を見るたびに、焦りだけが増えていきました。
でも実際の私は、転職するかどうか以前に、
どう考えればいいのかが分からなくなっていたのだと思います。
「転職するかどうか」以前に、何も考えられなくなっていた
今思えば、私が一番つらかったのは、
「転職するかどうか」で悩んでいた時期ではありませんでした。
もっと手前。
考えようとすると、頭が止まってしまう状態だったと思います。
仕事が終わって、子どもを迎えに行って、夕飯を作って、お風呂に入れて。
一日が終わる頃には、もう何かを判断するエネルギーなんて残っていませんでした。
それでも、ふとした瞬間に
「この働き方、いつまで続けられるんだろう」
という不安だけは、頭の中に残り続けていました。
「辞めたいの?」と聞かれても、はっきり答えられない。
「続けたいの?」と聞かれても、自信を持ってそうだとも言えない。
白か黒かで答えなきゃいけない問いの前で、
どちらも選べない自分に、だんだん嫌気がさしていきました。
でも今なら分かります。
あのときの私は、決断を避けていたのではなく、
決断するための余白が、完全になくなっていただけでした。
私が気づいたのは、「今すぐ答えを出さなくていい」という選択だった
「転職するか、しないか」
その答えを早く出さなきゃいけないと思い込んでいた頃の私は、
いつも頭の中がざわざわしていました。
考えなきゃいけないのに、考えたくない。
動かなきゃと思うのに、動く気力が出ない。
あるとき、ふと
「今は決めなくてもいいんじゃないか」
と思った瞬間がありました。
それは前向きなひらめきというより、
これ以上この状態で考え続けるのが、しんどくなったからです。
だから一度、“決めること”から離れてみようと思いました。
「今すぐ答えを出さなくてもいい」
そう自分に言えたことで、
ようやく考える余白が戻ってきた気がしました。
限界が近づいていた頃、私は保育士として働いていた
私自身も、以前は保育士として働いていました。
「私が頑張らないと回らない」
「ここで弱音を吐いたらダメ」
そう思いながら、毎日を必死にやり過ごしていました。
正直、余裕はほとんどありませんでした。
疲れているのに気が張って眠れなかったり、
朝になると理由もなく気持ちが重くなったり
。
それでも、
「保育士ならこれくらい普通」
「みんなやっている」
そう言い聞かせて、自分のしんどさをなかったことにしていました。
辞めたいと思っても、
「辞めたら終わりなんじゃないか」
「ここから逃げたら、もう戻れないんじゃないか」
そんな怖さが先に立って、決断できませんでした。
それでも、
「このまま無理を続けたら、たぶんもっと壊れる」
そう感じて、一度立ち止まることを選びました。
今どうしているか(現在地)
今の私は、
「あのときの選択が正解だった」と言い切れる場所にいるわけではありません。
ただ、
限界だと分かっていながら無理を続ける状態からは、
少し距離を取れるようになりました。
今も迷うことはあります。
でも、
迷うのは、弱さではなく、ちゃんと考えている証拠
そう思えるようになったことは、大きな変化でした。
今日、答えを出さなくても大丈夫
この記事で書いたことは、
背中を押す話でも、正解を示す話でもありません。
ただ、
今すぐ答えを出さなくてもいい時期がある
ということだけは、伝えたかったのです。
決められない自分を責めすぎなくていい。
考える余白がない状態で、無理に答えを出さなくていい。
今日は、答えを出さなくても大丈夫です。
ただ、考えることまでやめなくていい。
それだけ覚えておいてもらえたら、
この記事を書いた意味があると思っています。

