子育てをしながら働いていると、
「この選択は正しかったのだろうか」
と考えてしまうことがあります。
仕事を続ける選択。
辞める選択。
働き方を変える選択。
どれを選んでも、
不安や迷いがゼロになることは、ほとんどありません。
この記事では、子育て中のキャリアに「正解はない」と感じるようになった理由と、
30代で立ち止まった私が、今大切にしている考え方についてお話しします。
「正解が分からない」と感じるときほど、不安の正体を言語化すると楽になります。私が迷いを整理したのは、転職した方がいいかわからない30代への記事です。
子育てとキャリアは、同時に考えるほど難しくなる
子育てをしていなかった頃は、
キャリアの選択をもっと単純に考えていました。
やりたい仕事を選ぶ。
条件の良い職場を目指す。
ステップアップを重ねる。
でも、子どもが生まれると、
考える軸が一気に増えます。
- 子どもの生活リズム
- 急な体調不良への対応
- 家族との時間
- 収入と生活のバランス
仕事だけを基準に決められないからこそ、
「これが正解」と言い切れなくなっていきます。
周りの選択が、正解に見えてしまう理由
子育て中のキャリアに悩んでいるとき、
周りの人の選択が、やけに立派に見えることがあります。
バリバリ働き続けている人。
思い切って仕事を辞めた人。
時短や在宅に切り替えた人。
それぞれが、
自分なりの判断で選んでいるはずなのに、
自分だけが、
答えを出せていないような気がしてしまう。
でも実際には、
どの選択にも、見えない迷いや調整がある
ということを、私は後から知りました。
30代で立ち止まった時間が教えてくれたこと
私自身、
子育てと仕事の両立に悩み、
30代で一度、立ち止まる時間を持ちました。
すぐに答えを出すことはできず、
迷いながら、考えながら、
少しずつ整理していった感覚です。
「今の自分」に合っているかを考える
以前は、
「この仕事を続けた先に、どんなキャリアになるか」
ばかりを考えていました。
でも、立ち止まったことで、
「今の自分に、この働き方は合っているか」
という視点を持つようになりました。
子どもの年齢。
自分の体力や気力。
家庭の状況。
同じ人でも、
タイミングが変われば、
合う選択も変わっていきます。
キャリアは、一直線でなくていい
遠回りしたように見える時間も、
無駄ではありませんでした。
悩んだこと。
立ち止まったこと。
選択を先延ばしにした時間。
それらすべてが、
後から自分の判断を支えてくれています。
「正解」を探すより、「納得できるか」を大切にする
子育て中のキャリアにおいて、
絶対的な正解はないと、今は思っています。
あるのは、
その時点での「自分なりの納得」だけです。
他の人と同じ選択をしても、
自分が納得できなければ、
苦しさは残ります。
逆に、
少し不安が残る選択でも、
「自分で選んだ」と思えれば、
踏ん張れることもあります。
子育て中のキャリアで、私が大切にしている3つの視点
① 今すぐの正解を出そうとしない
答えが出ない時期があってもいい。
そう自分に言えるようになりました。
迷っている時間も、
考えていないわけではありません。
② 選択肢を持っておく
今の環境だけがすべてだと思わない。
外の選択肢を知ることは、
必ずしも行動することではなく、
心の余白をつくることでもあります。
「選択肢を知る=すぐ辞める」ではありません。私が“辞めなかった時間”に何を整理していたのかは、「辞めなかった=我慢」ではなかったで書いています。
③ 状況が変わったら、選び直していい
一度決めたことを、
ずっと守り続けなくてもいい。
子どもが成長したら。
自分の気持ちが変わったら。
その都度、
選び直していいのだと思っています。
迷いから抜け出すための「キャリア整理ノート」3つの質問
正解がないからこそ、自分だけの「納得感」を見つけるための質問です。ノートやスマホのメモに書き出してみてください。
- 「今の自分」にとって、絶対に譲れないものは何ですか?
(例:子供と夕食を食べる時間、月に〇万円の収入、心身の健康など) - その選択肢を選んだ時、3年後の自分は「あの時、勇気を出してよかった」と言っていますか?
(「1年後を繰り返す」のではなく、3年後の視点で考えてみる) - 「世間体」や「誰かのアドバイス」をすべて無視できるとしたら、本当はどうしたいですか?
(専門家ではなく、同じ30代として、あなたの「本音」にだけ向き合ってみてください)
まとめ|子育て中のキャリアは「途中経過」でいい
子育て中のキャリアは、
完成形を目指すものではなく、
途中経過の連続なのかもしれません。
今は迷っていてもいい。
答えが出ていなくてもいい。
その時その時で、
自分にとって納得できる選択を重ねていく。
それが、
結果的に自分のキャリアになっていくのだと思います。
この記事が、
子育てと仕事の間で立ち止まっているあなたにとって、
少し肩の力が抜けるきっかけになれば嬉しいです。
もし今、子育てと仕事の両立が限界に近いなら、まずは状況整理から。子育てと仕事が辛いと感じたらで、決断の前に考えたいことをまとめています。

