「仕事を辞めたい」が、何度も浮かんでしまったときに考えたこと

体験談・選択肢

「仕事を辞めたい」という言葉が、何度も頭に浮かんでいた時期がありました。
一度思ったら終わり、ではなく、気づくとまた考えている。
朝起きたとき、通勤中、夜布団に入ったあと。

強烈な出来事があったわけではありませんでした。
誰かと大きく揉めたわけでもない。
それでも、この言葉が何度も浮かんできました。

理由を考えてみると、いくつか思い当たることがありました。

辞めたい理由をあげれば、いくつか出てきた

まず、人間関係に疲れていました。

職場で大きなトラブルがあったわけではありません。
表面上は、問題なくやれていると思っていました。

でも、ずっと気を遣っていました。
言葉を選び、空気を読み、余計なことを言わないようにしていました。

「これくらい普通だよね」と思いながら、
その“普通”を毎日続けることに、少しずつ疲れていきました。

休みの日まで、仕事をしていた

休みの日なのに、仕事のことをしていました。
連絡が来ていないか気になって、何度もスマホを確認していました。

「今やっておいたほうが楽だから」
そう思って、パソコンを開くこともありました。

本当は休みたいはずなのに、
仕事をしているほうが落ち着くような気がしていました。

でも後から、
休んだはずなのに、まったく回復していないことに気づきました。

次の日のことを考えると、しんどかった

夜になると、次の日のことを考えていました。
明日の予定、やること、人と会うこと。

それを思い浮かべるだけで、気持ちが重くなっていました。
「また始まるのか」と思っていたのを覚えています。

仕事そのものが嫌、というより、
この毎日が続いていくことを想像すると、しんどくなっていました。

決定的な理由がないから、迷い続けていた

辞めたい理由はありました。
でも、「今すぐ辞めるしかない理由」ではありませんでした。

だから、決めきれませんでした。
続けられなくはない。
でも、前向きでもない。

この中途半端な状態が、いちばん苦しいと感じていました。

「辞めたい」は、本音というより感情のまとめだった

何度も考えるうちに、
「辞めたい」という言葉は、正確な気持ちではないのかもしれないと思うようになりました。

疲れていた。
余裕がなかった。
少し距離を取りたかった。

そうした感情をうまく言葉にできず、
全部まとめて「辞めたい」と言っていただけだったのかもしれません。

当時は、答えを出せなくてもいいと思えなかった

辞めるか、続けるか。
どちらかを決めなければいけないと思っていました。

でも、決められませんでした。
決められない自分も、事実でした。

今振り返ると、
「辞めたい」と何度も思っていたのは、
投げ出したかったからではなく、ちゃんと疲れていたからだったのだと思います。

あのときは、ただ考えている途中でした。

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