子育てをしながら働いていると、
「仕事が辛い」「このまま続けていていいのだろうか」と感じる瞬間が増えてきます。
毎日を必死に回しているはずなのに、
ふと立ち止まったとき、理由の分からない疲れや虚しさを感じることはありませんか。
子育てと仕事の両立は、想像以上に心も体も消耗します。
特に30代は、今後の働き方やキャリアを考え始める時期でもあり、
「転職すべきか」「今は踏みとどまるべきか」と迷いやすい年代です。
この記事では、子育てと仕事が辛いと感じたときに、転職を決断する前に考えてほしいことを、
私自身の体験をもとにお話しします。
同じように「転職した方がいいのか、それとも今は動かない方がいいのか」で迷っている方は、転職した方がいいかわからない30代へ|子育てしながら迷い続けた私が整理した不安の正体で、迷いの正体を整理しています。
子育てと仕事が辛いと感じるのは、決して弱さではない
子育てをしながら働いていると、
仕事も子育ても、どちらも中途半端に感じてしまうことがあります。
子どもが急に熱を出して仕事を休まなければならないとき、
「また迷惑をかけてしまった」と自分を責めてしまう。
一方で、仕事が忙しくなると、
「もっと子どもと向き合いたいのに」と後ろめたさを感じる。
どちらを選んでも、心が苦しくなる。
この感覚は、決してあなただけのものではありません。
辛さの正体は「忙しさ」だけではない
この辛さは、単純に忙しいから生まれているわけではありません。
・時間が足りない
・気持ちに余裕がない
・自分の判断が常に誰かに影響する
こうした状態が続くことで、
「ちゃんとできていない自分」という感覚が積み重なっていきます。
それが、「仕事が辛い」「もう限界かもしれない」という気持ちにつながっていくのです。
時間にも気持ちにも余裕がなくなる理由
子育てと仕事を両立していると、毎日が時間との戦いになります。
朝起きてから保育園に送るまでがすでに一仕事。
仕事中も「お迎えに間に合うか」を常に意識しながら動き、
帰り際は時間内に仕事を終わらせることに必死。
休んでいるはずなのに、頭の中はずっと動いている。
考える余裕がなくなると、感情の整理もできなくなります。
仕事も子育ても中途半端に感じてしまう背景
仕事も子育ても中途半端に感じてしまう背景には、次のような要因があります。
- どちらも「ちゃんとやりたい」と思ってしまう
- 子育てをしていない人と無意識に自分を比べてしまう
- 子育ての頑張りは、評価や成果として見えにくい
この状態が続くと、
「仕事を辞めたい」「転職した方がいいのかもしれない」
と考え始めるのは、ごく自然な流れです。
転職すべきか迷い始めた30代のリアルな気持ち
私が転職を意識するようになったのは、
仕事そのものよりも、人間関係や職場環境に限界を感じたことがきっかけでした。
10年近く同じ職場で働く中で、
「チームとして機能している」と感じられる期間は、正直なところ多くはありませんでした。
小さな違和感をやり過ごしながら働き続けるうちに、
「この状態が、この先も続くのかもしれない」
という思いが、徐々に重くのしかかってきました。
「もう辞めたい」と思い、転職先を探し始めた
当時の私は、
「もうこの職場は限界かもしれない」
「辞めたい」という気持ちが強くなっていました。
そこで、実際に転職先を探し始めました。
最初は、
「今の仕事を辞めるなら、次はどうするのか」
その答えを見つけるための行動でした。
転職先を探す中で気づいたこと
求人を見たり、紹介を受けたりする中で、
少しずつ気持ちに変化が出てきました。
「もし今すぐ辞めても、他にも選択肢はある」
そう実感できたことで、
“今すぐ結論を出さなくてもいい”
と思えるようになったのです。
転職先を探し始めたことは、
辞める・辞めないを冷静に考えるための材料になりました。
今すぐ辞めたいと思ったときに、決断する前にやってよかったこと
人間関係のストレスが限界に達し、
仕事帰りに「もう辞めたい」と思った日もあります。
それでも私は、感情のままに辞める選択はしませんでした。
年度の途中で辞めたくなかったこと、
子どもたちを最後まで見守りたいという気持ちがあったからです。
「今は続ける。でも、選択肢は一つじゃない」
そう考えられるようになったことで、心の余裕が少し生まれました。
「今すぐ辞めたい」と感じるほど追い込まれている場合は、まず気持ちを落ち着ける手順から整理するのがおすすめです。今すぐ辞めたいと思ったときに、私が最初にやったこと|30代・子育て中でも冷静さを取り戻せた理由に、私が最初に整えたことをまとめています。
一人で抱え込まないことで見えたこと
一人で考え続けていた頃は、
同じ思考を何度も繰り返し、答えが出ないまま疲れていきました。
家族や、利害関係のない第三者に話すことで、
「自分は何に一番疲れているのか」
「本当は何を変えたいのか」
が、少しずつ言葉になっていきました。
答えを急がなくていいと分かったことが、
結果的に後悔のない選択につながったと感じています。
すぐには辞めなかったけれど、1年後に退職した理由
私は、悩み始めてからすぐに退職したわけではありません。
自分の気持ちや生活状況を整理しながら働き続け、
約1年後に退職を決断しました。
選択肢を知った上で時間をかけて考えたからこそ、
「追い詰められて辞めた」という感覚はありませんでした。
退職後に感じた現実と、それでも後悔しなかった理由
退職後は、個人事業主としてフリーランスのウェブデザイナーとして働き始めました。
最初は、思うように案件が取れず、
収入面で不安を感じる時期もありました。
それでも、働き方が変わったことで、
朝は子どもとゆっくり過ごし、
急な呼び出しにも柔軟に対応できるようになりました。
収入だけでは測れない価値がある。
そう実感できたことで、
「この選択をしてよかった」と、今は思えています。
ここまで読んで、
「どうするのが正解なんだろう」と考え続けて、
少し疲れてしまった方もいるかもしれません。
転職を迷う30代・子育て中の私が、決断前に整理していた5つの視点
この記事では、
「どれが正しいか」を決める前に、
自分が何に一番迷っているのかを分けて考えています。
答えを探す前の整理として、参考にしてもらえたらと思います。
まとめ|子育てと仕事が辛いとき、答えは急がなくていい
仕事は、必ずしも「好き」でなければいけないものではありません。
収入を得るための一つの手段として続ける、という考え方もあります。
一方で、「とにかく辛い」と感じているなら、
何が一番しんどいのかを、立ち止まって整理してみてください。
- 仕事内容なのか
- 人間関係なのか
- 働き方や環境なのか
原因が分かれば、辞める以外の選択肢が見えてくることもあります。
「辞める」「続ける」「働き方を変える」
どれを選んでも、間違いではありません。
今は答えが出なくても大丈夫です。
この記事が、
あなたが自分にとって納得できる選択をするための、
ひとつのきっかけになれば嬉しいです。
子育て中のキャリアは「これが正解」と言い切れないことも多いです。答えを急がずに考えたい方は、子育て中のキャリアに正解はない|30代で立ち止まった私が大切にしている考え方も参考にしてください。
